チャンギ国際空港
シンガポールの玄関口、チャンギ国際空港は7年連続で世界最高の空港(World Airport Awards ワールドエアポートアワード)に選ばれています(Skytrax調査)。
シンガポールの人口は570万人である割にチャンギ国際空港の年間旅客数は6500万人(2018年)で成田空港をはるかに凌いでいて、
羽田空港は8700万人ですがほとんどが国内線で国際線は1800万人のみというから、アジア最大のハブ空港であることがよく分かると思います。
空港に到着してすぐに巨大で近代的で清潔でアミューズメント施設が豊富なことに驚きます。その上緑や植物が溢れていてすごく気持ちがいいのです。
荷物受取り所がこんなに綺麗!
映画の宣伝も立体アトラクションに。
ターミナルを結ぶ無料のSky Trainは近未来的。
Jewel(ジュエル)の滝 Rain Vortex
シンガポールは一人当たりのGDPがもう日本を超えているらしく、空港だけでも景気の良さが伝わってくるのですが、とりわけJewelというチャンギ空港の新しい複合施設は強烈でした。
建物内の人工の滝に紛れ込んだ時はハリウッド超大作のセットかなにかかと、一瞬何が起こったのか分からなくなった程です。空港にこんなのを作る国なんだと理解し、長い間見て回りました。
まだ作られて1年も経っていない様で僕のガイドブックには載ってなかったですし、旅の前にあまり調べる方ではないので、本当に何の情報も無く出くわしてえらく感動しました。
天井に大きな穴が開いていて、そこから大量の水が滝となって室内空間を滑り落ち、地面に空いている穴に吸い込まれていく姿が圧巻です。
個人的にはガーデンズバイザベイよりもこのJewelの滝の方が良かったです。予定がぎちぎちの旅をする人でもJewelは空港の一部だしこれは見た方がいいとおすすめします。
というかすぐに有名観光地になると思います。
滝の長さは40メートル
室内に凄い量の植物。
地面に空いた穴に落ちていきます。
Jewelの地下に降りて行くとさらに下を見れます。
夜にはライトアップショー。
正式な名称はRain Vortex レイン・ボーテックスとのこと。
9:00~23:30まで滝が流れていて、19:30~23:30まで1時間おきに光と音のショー。
Jewelの位置は下に地図を置いておきます。
- 後、空港関係で言っておきたいことは、現金両替派の人は空港にある両替所で替えても全然構わないです。街なかと同じかそれ以上に感じることもあり、悪くないレートです。
- チャンギ空港でよく聞くプール、無料映画館、ひまわりガーデンその他諸々はトランジットエリア、制限区域内にあって、行けないことはないけど僕は乗り換え客用と解釈して行きませんでした。
MRT 空港から市内へ等
空港から街の中心にアクセスしにくい国や街が多い中、シンガポールはMRTという地下鉄(高架区間有り)が空港まで乗り入れていて凄く便利です。
空港駅はターミナル2と3を連結するように位置していてそこから乗れますが、ターミナル1と4に到着した場合は、駅まで少しの移動が必要になります。もちろんSkyTrainやシャトルバスがあります。
このMRTも近代的で清潔で、更に無人の自動運転車両が多くて驚きました。日本にも無人電車はあるけど、地下鉄に採用しているのは珍しいのではないでしょうか。
旅行者の切符についてですが、僕はスタンダードチケットを選びました。チケット1枚の発行で6回分の乗車に使えて、その都度チャージして乗り、最終6回目に10セントの割引があるという金銭的な旨味は特に無いものですが、
そもそもMRTは安いので一番手軽なこのチケットをいつも使ってました。1日に6回乗るべしとかではないので気軽に使ってください。
他のプリペイドカード系はカード代が返金されなかったりチャージ最低金額が$10からだったり微々たる値引きだったり、また乗り放題パス系も1日にそんなに乗らないってことでそれぞれ却下しました。
MRTで注意することは、路線図でチャンギエアポート駅も緑の東西線と同じになってるので直通かと思ったら、2駅をピストン輸送してるだけでタナメラ駅で乗り換えが必要になります。じっと待ってたら空港に帰ってしまうのでご注意を。
MRTの自動券売機は$5以下しか使えなくて、タッチパネルの反応が悪く発券も遅いのでご注意を。
終電が割と早いのでご注意を。