ヒロ旅ブログ

海外旅行、一人旅を中心に書いていきます。

【イギリス旅行】大英博物館、ナショナル・ギャラリー ~美術の見方が分からない~

 

大英博物館(British Museum)

 

 

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 世界中の文化遺産を集めた博物館として、世界最大の規模を持つ。巨大すぎて1日で全てを見て回るのは無理で、考古学的な遺物が多いので本当に楽しもうと思ったら相当な知識がいるのでは、とか思いました。

僕は自分の興味のあるものや地域を絞り込んで見て回りました。

 

 

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ロゼッタ・ストーン

 古代エジプトの神聖文字と民衆文字とギリシャ文字の三種類が刻み込まれていて、神聖文字解読の鍵となった石碑。

 

 

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ラムセス2世の胸像(古代エジプト第19王朝のファラオ)

 

 

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古代ギリシャ、パルテノン神殿の彫刻群 (まともな写真が無かった)

 

他にも15万点が展示されているので自分の興味や関心に合わせて見てください。

 

 

 

ナショナル・ギャラリー(National Gallery)

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2300点以上の絵画を所蔵する世界屈指の美術館。僕が行った時はまだ絵画の写真撮影は禁止でしたね。

 

  ナショナルギャラリーにある日本人に割と有名な絵画です。↓ 

 

ja.wikipedia.org

 

 

 

 

美術の見方が分からない

数年前に日本で「怖い絵展」が開催され少し話題になっていたけど、このナショナルギャラリーからの絵を一番の呼び物にしていました。そういう処刑前の描写のようなあからさまなものでなくても、僕は西洋の絵画って多くが怖いなと思ってました。

 

絵画の中で、数百年前の人間達が集まって何やら話してるだけでも、感情の無い顔で一人たたずんでるだけでも、薄気味悪く怖い感じを受け取れるんです。

 

画家の絵が上手いからこそ、その大昔の西洋の時代感や流れる空気感がにじみ出ているようで、現代よりもっと未熟で偏屈な人々が偏狭に生きて野蛮に軽々しく人を殺したりしてたんだろうな、、が全部出てるんです。それが伝わってくるのが怖ろしくて気持ち悪いなと感じるのです。

 

絵画はよく日本にもやって来ますけど、現地で見た方がその絵がダイレクトに伝わるような気がします。その地に実際にいるだけで、その地のポジティブな面と同時に、微妙に漂う攻撃性だの残忍性だの陰鬱性だのネガティブなものをも、無意識の内にも感じ取っているはずで、西洋の絵は同じ西洋で見るのが生々しく入ってきていいと思うのです。日本に持ってくると大分意味合いが違ってくるし薄まると思います。(明るい絵もしかりですね)

 

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そんなスリルを感じるだけでも絵画を楽しんでいると言えるだろうし、古い時代背景をまといながら上手い絵だなと感じるのも楽しみの一つだと思います。

 

世界的な有名絵画をこんな近くで対面して見ているという、世界の有名人に会ってるような感動があるのも楽しみ方の一つだろうし、そういう絵の周りには人だかりが出来ていて、世界中の人々も大体同じだろうと見て取れます。

そういうのだけでも、ひとまずは楽しいです。

 

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でもそうじゃないだろうと、美術って本当はもっと深く別の楽しみ方じゃないのかと思うんです。近い所で言うと、音楽とか映画とか文学とかの楽しみ方と同系統にあるのではないかということなんです。

 

この音楽の歌詞、この映画、この小説、自分にしか分からないんじゃないかという、実際は自分だけじゃなく多くの人も分かっているとしても、人々の本流ではなくマイナーで少数派であるのだけれど、<理解をしている>というある種の優越感と、同類への共感と意思の疎通の感覚、

 

それが美術においても起こるのが本当の見方じゃないのかと思うのです。

 

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この画風、この色使い、この変化、自分には分かります、絵画を見るだけでその画家の心模様も考え方も分かりますよという、マイナーで少数派な内面だけど、数百年前の今は無き人物との共感と意思の疎通ができている感覚がここでも起こるのではないかと。

 

音楽や映画や文学と同じだったら、美術もまたこの作品や画家にはピタリとハマるけど、これは普通で、これは嫌い、これは分かってないとか、自分の好みや好き嫌いまでが出てくるのが本当ではないかと思うんです。

 

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音楽、映画、文学と同じく、美術もまた何も自分の心情や思いばかりを表現している訳ではなくて、壮大なストーリーを楽しむんだよという作品も多いのでしょうが、それにしても心や気持ちや脳に刺さってこないな、、とちょっと残念です。

 

人々のマイナーな心持ちや思考はできるだけ汲み取りたいと思っているのに、美術に関して、僕には意識が届かないのです。理解をしていない。

 

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あるいは!上記で音楽の歌詞と言いましたが、音楽の楽器での演奏は言っておらず、このギターこのピアノの上手さとセンスがスゴイというのは、その楽器に触れたことの無い人間には何となくぼんやり伝わるだけで、ある程度かじってないと本当の良さは伝わってないかと思います。

それと同じように美術にも、多少描いていた経験や知識があるという下地がいるのかもしれません。

 

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もっと人生経験を積んだり、もっと美術を見たりすれば捉えられるものがあるのでしょうか。今の時点では二重ぐらいの意味で、

 

僕には美術の見方が分からない、と言わざるを得ないですね。